赤津焼を中心に、和食器の暮らしを探求する
和食器を購入する前に、手持ちの食器を確認しましょう。
手持ちの食器を棚卸することで、どんな食器を買えばいいのかが明確になります。
自分の好みも再認識できます。
この作業によって、使いづらい食器や、いま持っている物と同じような食器やを買ってしまうムダを防ぐことができます。
お皿なのか、鉢なのか、椀なのかといった、食器の形です。 また、スタンダードな形の食器か、デザイン性の高い食器なのかも見ておきます。
真っ白なのか、柄が入っているのか。
食器のイメージは軽やかなのか、落ち着いたものなのか。
上記2点を確認すると、いま持っている食器を確認できます。
いま持っている食器を確認したら、その中で頻繁に使っている食器を確認します。
なぜよく使っているのでしょうか。
「特別に好きな訳ではないが大きさが手ごろだから使っている食器」であれば、新しい和食器への買い替えもできます。
同じ大きさで、新しい食器に変えるのです。
新鮮な気持ちになりますし、使いやすい大きさで、デザインも気に入った食器を手に入れることができます。
持っている食器、と、使っている食器から「持っているだけで使っていない」食器が分かります。
こういった種類の食器は、買わなくていい食器です。
食器の買い物に行き、もし気に入ったデザインであったとしても「持っているけど使ってない食器」と同じような大きさ、用途の和食器は買わない方がよいのです。
買っても、きっと使いません。
なぜなら、使う食器であれば今持っている食器を使っているはずだからです。
持っているけど使ってない食器の例・・・冠婚葬祭用の食器、菓子入れ、ほかの食器で代用できている食器は、できるだけ買わないようにしましょう。