赤津焼を中心に、和食器の暮らしを探求する
和食器だからといって、テーブルコーディネートが必要ないわけではありません。レストランのようにちょっとした配膳や盛り付けを工夫し、普段彼のテーブルコーディネートをアレンジするだけで料理が美味しく感じられます。
四角いお皿、角皿を使うとき、角度はどうしていますか?真横にして使うことが多いのではないでしょうか。
ためしに角を手前にして使うと、印象が変わります。
真横にして使えば安定感がありますが、角を手前にすると動きが生まれます。テーブル全体にも生き生きとした躍動感が生まれます。
例えば・・・
高台や足の付いた、背の高い食器はテーブルに立体感が出て、お料理にも変化があるように感じられます。
ちょっと残った昨日のお惣菜をのせてもかっこうがつきます。
ただし・・・日常家庭料理では使う頻度が少ない食器です。
違和感や圧迫感を与えたりしないよう、器のサイズが大きすぎないものからさりげなく試してみてください。
ちょこっと残ったお惣菜!
卯の花でも肉団子でもポテトサラダでも。
ホームパーティーで揃いの取り皿があればいいのですが、いくつもの揃いの食器が無い場合それぞれ異なった取り皿でもいいのです。
いろいろな種類の皿を並べることによって、テーブルの雰囲気が華やぎ、深みも増します。
お客様が取り皿を選び、楽しんでいただけるかもしれません。
できれば・・・取り皿はそれぞれ異なった食器でいいのですが、できれば食器の種類と大きさをそろえましょう。ある人は皿、ある人は小鉢を使っているよりは、産地や形のことなる、だいたい同じ大きさの食器がおすすめです。