赤津焼を中心に、和食器の暮らしを探求する
瀬戸の赤津窯の里めぐりに行ってきました!2016年5月7日の土曜日です。 参加者が増えたかな?今回の赤津窯の里めぐりに参加して思ったのは、人が増えた?ってことです。 朝10時、窯めぐり開始から1時間後ですが、参加グループがいくつもあります。明け方まで雨が降っていて、天気予報は曇りでも、この人出です。 作助さんの工房は、芝生の広場にいくつもテントがあって活気があります。 赤津の窯の里めぐりには10年ほど通っていますが、2,3年前から「参加者が増えてきたかな?」と感じていました。 それ以前は、落ち着いた年齢=シブい陶磁器を好む世代のお客さんがメインだと思ってましたが、ここ2,3年は子供連れのファミリーや20代、30代のお若い方をお見かけします。 いいよね!どんどん新しい参加者が増えて、瀬戸の赤津を知ってもらいたいです。ステキな陶器がいっぱいあるから。 若いうちから良いモノを見ると、人生が豊かになる気がします。 私はアートや芸術がさっぱり分かりませんが、赤津に通うようになって楽しみが増えました。例えばレストランへ行っても、食事の味だけじゃなくて、食器にも興味を持てるようになり、一度で二度楽しめてオイシイというか、オトクというか^^ こんな食いしん坊で品のないささいなことでも、楽しみが増えるのはいいことだと思ってます。 スタンプラリー今年のスタンプラリーも人気でした! 9時40分頃に赤津焼会館へ着きましたが、5コースのうち2コースは売り切れていました。 私はDコースを選んで、稲山陶苑、利山窯、飽津窯、、喜多窯霞仙、麦仙春日窯の5ヶ所です。 稲山陶苑さんのスタンプがお魚型でかわいかった! 子供も「お魚だね!」とうれしそうにスタンプしてました。 スタンプラリーは子供がとっても楽しみにしています。 「陶器の窯めぐり」というとシブいイベントですが、実は「スタンプラリー+お散歩」イベントとしても楽しめます。子どもが喜ぶので、ぜひファミリーでご参加を!ベビーカーでめぐってる3世代親子もいましたよ。 スタンプラリーのご褒美スタンプラリー完了後、赤津焼会館でくじ引き…今回いただいた器は… あれっ?前回と同じ器!三次五三さんの鉢です。 ラッキー!揃いの器ができちゃいました! 使い勝手の良い大きさで、我が家で大活躍しています。おひたしや肉じゃがを盛ってもいいし、冬は鍋物の取り皿にも使ってました。夏はトッピングたっぷりの冷や奴に使いたいです。おばあちゃんは毎日サラダに使ってます。 飽津窯飽津窯さんでは、豆皿が気になりました。 織部の豆皿いっぱーい!って思ってたら こっちにも豆皿コーナーが! あいかわらずゆかいな絵付けです。うーん、楽しすぎる… 赤津の窯元で電車の豆皿を見つけるとは思いもしませんでした。電車大好き次男(1歳)が見たらギャラリー内で大騒ぎしそうだったので、親だけでこっそり楽しみました。 赤津焼会館のテーブルセッティング展示のテーマは「豆皿御膳」でした。だからこんなに豆皿いっぱいなの? 飽津窯さんの陶板焼、毎回楽しみな方もいらっしゃるのでは? 1枚で7枚焼けます。1枚ずつ柄が違ってておもしろいです〜しかも宮地さんらしいオモシロ柄。市販のフライパンでは買えませんよね! 今回はホットケーキじゃなくてねぎ焼きしてらっしゃいました。ねぎ焼きでもしっかり柄がついてたのに感心しました。 西山窯西山窯さんへも伺いました。窯の里めぐりの参加窯ではありませんが、カフェで休憩する人も多いようです。利山窯さんへ向かう坂の手前にあります。 カフェの入り口。坂を登ります。 カフェへの通路の坂を登ると、窯元らしいこんな場所が。焼き物の町、瀬戸市って風景ですね。 作助作助さんのギャラリーにも伺いました。 赤津窯の里めぐりの日は、ギャラリーの二階がカフェになります。普段だと敷居が高いギャラリーですが、カフェで開放されると入りやすいです。 お抹茶の和菓子の黄瀬戸がステキ…自宅だと何に使っていいのか悩むサイズですが、和菓子1つにはピッタリ上品ですね。 抹茶茶碗は織部でした。写真が下手で、上手く伝えられません…気になる方はカフェでお抹茶セットをオーダーして下さい。他にも灰釉や三島があったかな? ぐい呑みでエスプレッソ作助さんはギャラリーと工房が離れた場所にあります。 工房はオープンエアのエスプレッソカフェが開催されていて、ぐい呑みでエスプレッソが飲めました。 ぐい呑みに珍味を盛るという使い方は聞きますが、エスプレッソって、新しい使い方ですよね。 2015年5月の赤津窯の里めぐり、スタンプラリーの景品です。我々夫婦と長男、おばあちゃんの4人分。 今回もステキな陶器が頂けました。 長谷元窯 影陶 赤津陶芸さんの花器。貫入イイ感じです。 器の上の方に穴が2つ開いてるので、ツルでもつければいいのかな?おじいちゃんに依頼します。お花を生けるのはおばあちゃんに依頼します。 稲山陶苑さんの湯のみ2つ。色が柔らかくて深みがあります。私の写真が下手なのが残念。本物はまろやかないい色です。 長曽元窯 三陶さんのかな?長男が引き当てたお茶碗。 「うわーこのお茶碗かっこいい。すごくいい。僕この茶碗に代えるね。今使ってるミッキーマウスのお茶碗は弟にあげる。離乳食に使ってあげて」だそうです。 シブい4歳児に育ってくれてうれしく思います。 おばあちゃんが引き当てた飛鳥窯 中島卓陶房さんのお皿と箸置きセット。 このお皿が我が家で話題の中心になりました。 普段なら買わないぽってりタイプのお皿「ウチの趣味じゃないな~」「なんか重たくない?」「えーっおばあちゃんこのお皿使うの?1枚しかないのに~?」なんて言われていたのですが… 料理を盛るとピッタリ!とってもおいしそうに見えるんです。 うーん、お皿と料理の取り合わせって難しい…陶器って、料理を盛ってみると印象がガラリと変わることを再確認させられました。 箸置きを買いました今回の窯の里めぐりで買ったのは、飽津窯さんの箸置きです。飽津窯さんの織部の色は、夫のお気に入りです。 4本購入。今は離乳食の次男の分も。 3本置けます。週末はワインなので洋食用にこんな箸置きが欲しかった! これまで何年も探してたんだけど、なかなか見つからなかったのです。いい陶器って出会いのタイミングがありますよね。値段も聞かずに即購入を決めてしまいました。 スタンプしてある柄がいいよね。4本それぞれ柄の出方が違うのが楽しいのです。 実際の運用はこうなりそう。ナイフとフォークとお箸です。織部と赤い漆の取り合わせって意外とハデですね。 2015年春の窯の赤津里めぐりへ行ってきました。 今回は第36回目の開催で、5月の9日(土)10(日)でした。 我が家は9日土曜日に行きました。お天気はくもり、朝は雨がぱらついたせいか人が少なく空いていました。 それでもスタンプラリーは11時頃に売り切れたそうです。毎回人気ですね。 スタンプラリーは全部で4コース、今回のスタンプラリーはCコースを選びました。
(番号は赤津窯の里めぐり散策マップに付いている窯元番号です) 4歳の子供に付き合ってスタンプラリーのためだけに歩いたら、午前中でスタンプを集められました。 いつもは赤津焼会館に近いポイントからスタンプを集めますが、今回は一番遠い窯元、静山さんからスタートしました。体力・気力とも充実している朝のうちに遠くのスタンプを集めます。遠いポイントからゴール近くのポイントへ帰ってくるコースです。 たいていの人はスタート近くからスタンプを集め始めるので、この作戦は成功!人が少なくてスタンプを集めやすかったです。 赤津窯の里めぐりは陶器好きだけじゃなくてウォーキング好きのお客さんも多いようです。スタンプラリーをしながら歩くのを楽しんでいらっしゃる様子。 スタンプラリーのどのコースも2kmくらいだそうです。ウォーキングで2kmというと短いコースですが、瀬戸市は坂が多くてコースにアップダウンがあるので、平地の2kmより運動量が多いですね。 スタンプラリーをきっかけに、陶器も好きになってくれる人がいると嬉しいなと思います。 瀬戸市では毎年春にせと陶祖まつりというイベントが開かれます。2015年は4月18(土)19(日)でした。 メイン会場は名鉄尾張瀬戸付近、瀬戸蔵やパルティ瀬戸などの建物があるあたりですが、実は同じ日に赤津地区でもイベントが開かれています。 パンフレットによると赤津エリアでは「赤津焼まつり」が行われていて、内容は「赤津焼製品廉売市、伝統的工芸品赤津焼特別頒布会、伝統的工芸品赤津焼作品展」漢字ばっかりで読むのに骨が折れますね。 簡単に言うと、窯元さんがテントを設営して即売会をしてくれています。 窯元の人がいらっしゃるので、お話を伺うこともできます。 赤津焼会館内でも展示販売しています。この赤津焼会館は陶磁器好きには穴場! 美術館じゃないので無料でステキな陶器を見せてもらえます。買わなくても、見るだけでも見ごたえあります!会館内はカメラ撮影できないので…内容は行ってみてからのお楽しみ! 赤津の窯めぐりでは各窯元さんへ行かないと、そこの作品を見ることができませんが、陶粗祭りと同日開催の赤津焼まつりでは、一箇所でいろんな窯元さんの作品・製品を見て購入することができます。 陶祖祭りの混雑具合せと陶祖まつりでイベントがたくさん行われるのはメイン会場(瀬戸市名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅あたり)で、人が多くてにぎやか。一方、赤津地区はのんびりした雰囲気で、ゆったり陶器を鑑賞するにはオススメです。 新緑もきれいな時期でアウトドアでブラブラするのに気持ちいいです。 メイン会場の瀬戸蔵は、名鉄尾張瀬戸駅すぐの場所です。瀬戸川沿いにあります。 瀬戸蔵では、瀬戸物以外のイベントも行われます。今年は西尾抹茶のPR講演がおもしろかったです。 陶祖祭りで陶器を買うならたくさんの品物の中から気に入った陶器を買いたいのなら、尾張瀬戸駅前のメイン会場がオススメです。出店数が多いので、探す楽しみがあります。 良い物を安く買いたいなら、赤津の方がオススメだなあ。メイン会場はたくさんのお店が出店するので、良い品を探さなければいけません。その点、赤津の作家さん職人さんの陶器は平均してレベルが高いです。お値段も、品物の価値と比較して安く感じます。 赤津窯の里めぐりと赤津焼まつりの違い赤津のイベントで分かりにくいのは「赤津窯の里めぐり」と「赤津焼祭り」の2つがあることです。 赤津焼祭り年に一回、4月に行われる陶祖祭りに合わせて行われる、赤津焼の即売会です。 会場は赤津焼会館。 赤津窯の里めぐり年に2回、5月と11月に行われます。 赤津に点在する窯元が開放され、それぞれの窯元さんへ伺って陶器を購入することができます。 会場は赤津地区全体。 スタンプラリーが開催され、人気があります。 関連リンク もうすぐ春の赤津窯の里めぐりです。 第36回 赤津窯の里めぐり 日程 平成27年5月9日(土)、10(日) 時間 9:00~16:00 場所 瀬戸市 赤津焼会館、赤津地区一帯 スタンプラリーも開催、全てのスタンプを集めると、もれなくプレゼントがもらえます。 天気予報では晴れ・くもりですね。雨は降らなそうです。気温も23度くらいで過ごしやすそうです。 前回、秋の窯の里めぐりでは赤ちゃんを日焼けさせてしまいました。今回は日焼け止めと日除けを持って、日焼け対策バッチリで参加したいと思います。 |